#9 売れる看板を研究する

Army jeep - Living World

Army jeep - Living World

セカンドライフの商品は、中身が見れないことが多いと思います。プリム系であればデモがあったり、商品が展示してあったりしますが、それもプリムの関係ですべてとはいきません。

誰でも「看板に騙された」という経験はあると思います。逆にいえばそれだけ看板の写真が重要だということです。

当たり前ですが、別に看板で騙せといっているわけではありません。ただ、商品の良さをきちんと伝える努力をしましょうということです。

看板のデザインはブランドイメージや店舗のデザインとのバランスの問題なので、これがベスト、のような明確な答えはもちろんありません。ここでは初級編ということで、具体的な例をあげて、私なりの考え方とポイントを説明してみます。

Caraca Red - ordinary design

Caraca Red - ordinary design

ordinary design の看板を例に挙げさせてもらいます。MagSL の運営する Primary では、4つの店舗が共通の看板デザインにあわせてあります。このため、看板のベースはシンプルかつ汎用的にデザインされています。整った機能的なデザインなのですが、シンプルに揃えようとするあまり、いくつか気になることがありますので、あえて重箱の隅をつついてみます。

まず、全体に強弱がないのでわかりにくいです。普通の人は、いいな、と思ったら次に価格をチェックします。その上で靴の場合であればパーミションやスクリプトの有無が気になります。プリム数はさほど気にならないでしょう。価格はそれを考慮して最初に書いてありますが、他よりも大きいほうがすぐ見つかります。パーミションはオリジナルのマークで表記されていますが、このマークがMod OK なのか NG なのかを理解するのにちょっと考えないとなりません。プリム数の先頭に0が付いているのも不要です。

また、セカンドライフは英語メインですが、おそらく英語以外が母国語の人のほうが多いのではないでしょうか。日本人と同様にフランス人、ドイツ人、ブラジル人、オランダ人・・・も英語の文章は疲れます。シンプルな単語の羅列ぐらいで説明したほうが分かりやすいようです。

デフォルトのカメラ位置だと見難い

デフォルトのカメラ位置だと見難い

昔のことですが、カメラを今のように自在に動かすことができず、BARE@ROSE で飛び回ってました。どうやって全部みろってんだーと心で叫んでました。また、カメラを動かすと落ちてしまうという低スペックな人もいます。デフォルトのカメラ位置でどう見えるかも考慮しておくといいでしょう。この看板はカメラでズームしないと良く見えません。商品の写真もかなり小さくてボケています。

クオリティ勝負の看板

クオリティ勝負の看板

上の看板はすっきりしていて商品も文字も見やすい例です。しかし、商品以外の情報が無いので、まさにクオリティ勝負です。右の例がまったく購買意欲をそそらないのがお分かりでしょう。

看板における背景は、商品情報の延長として使いたいものです。セカンドライフでは文字での説明ではなく、画像やイメージなどを3Dで伝えることができる情報量の多さから、国境をまたいでも取引が成立していると思います。

商品を使っている様子の看板

商品を使っている様子の看板

イラストレーターなどを使って独自のイメージ画像などを作れる人は別として、多くの人にとってきれいな背景を用意するのは結構大変な作業です。そこで、スクリーンショットをそのまま看板に使う人が多いのですが、ちょっと考えないと上の例のようになってしまいます。

左は、どこが商品だか分からなくなってしまってます。シャツが商品なのに、パンツや靴まで普通に映っていると、ちょっと混乱しますね。かといって、右のようにズームしてしまうと背景が意味ない。でも多いのです。

車のCMを思い出してください。車を説明するのではなく、もしこの車をもったら家族でどこにいこう、という楽しさを伝えようとしていますね。これは広告の手法のひとつですが、セカンドライフの看板に応用してみましょう。

簡単にできる小ネタです。

左:普通 右:ソフトフォーカス

まず、商品の楽しさがイメージできそうな場所でスクリーンショットを取ります。たとえばドレスなら広くてきれいなホール、ジーンズなら普通の町並み、水着なら海などです。

左は撮影した画像そのままです。これをソフトフォーカスなどの効果を利用してぼかしたものが右の画像です。

次に、フルブライト(明るさ全開)の白いプリムの上で、商品を撮影します。それを自動切り抜きツールを使って切り抜きます。出来上がった画像にグロー(光彩)をかけます。

切り抜いた商品画像を重ねる

切り抜いた商品画像を重ねる

出来上がったレイヤーが右側、それを背景に重ねたのが左側です。

現実の世界の写真は、ピントが合っている部分と合っていない部分があり、それによって遠近感を感じたり、どの部分を見せようとしているのかを感じます。セカンドライフのスクリーンショットは、近いものも遠いものもくっきり写ってしまうので、なんだかしまらない感じになります。そこで、この方法でスクリーンショットに遠近感をつくることができますので、商品看板以外にもお試しください。

今日の宿題 自分の作った洋服をきて、どこに行ったら楽しいか考えてみる。それが店舗のデザインのコンセプトになるかも。

これまでのコメント

  1. ステ :

    はじめまして
    「売れるショップ講座」いつも参考にしながら、ショップ運営を行っています。
    この記事を最後に更新されていないようですが、続きが気になります。
    できれば書いていただけるとうれしいのでご連絡しました。

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